コロナ発生後、リモートワークが増えた、あるいは完全在宅勤務になったという人は、日本にもいるかと思います。
我が家の場合、私はウェブライターなので、もとから完全在宅ワークです。
そして、夫の場合は、ロックダウン中はオフィスがクローズしているため、否が応でもフルリモートです。
リモートワーク後、オフィス通勤に疑問が…
働き方が変化してから、
「リモートでも、意外といけるよね」
と感じている人は私たちだけではないはずです。
オフィスに行く意味って何だろう?
という疑問さえ起こってきますね。
そうやって、完全リモートができるなら、極端な話、ネット接続さえあればどこでも仕事ができるかもしれません。
そういうスタイルで、場所を転々としながら仕事をする人たちのことを「ノマドワーカー」といいます。
フルで在宅勤務可能なら海外にいてもOKじゃない?
私たちは夫婦ともに、完全リモート…というか、在宅勤務が可能なわけですが、こういう家庭は私たちだけではありません。
そうすると、だんだんと
「ってことは、別に自宅でなくてもよくなくないか?」
と思えてきませんか。
インターネットがあればどこでも仕事ができるなら、自宅でも海外でもかまわないはずです。
そういう風潮は、夫の所属する組織の中に広がりつつあるようです。
海外からリモートワークの既成事実
多分、この考え方は、上層部にとってはあまり都合がよくないことでしょう。
スタッフを管理する側から見れば、やはり物理的に近くにいた方が管理しやすいという印象を持ってしまうのでしょうか。
しかし、私たちはすでにこれまでに、
- イギリスの実家からリモートワーク
- メキシコの海外旅行先からリモートワーク
してしまっています。
このような既成事実ができると、今さら、
「次はダメ」
とは言えないはずです。
海外や遠方からのリモートワークが普及しつつある
今、夫の同僚の中にも、海外や国内の遠方からリモートで仕事をしようとする人が増えてきています。
例えば、ある女性は家族そろって隣の州へ引っ越すことをきめました。
完全に引っ越してしまうわけですから、今後は隣の州からアクセスして仕事をすることになります。
おそらく、コロナが少し落ち着けば、
「毎月数回はオフィスに出勤してね」
なんて、いわれるかもしれません。
毎月2,3回なら、ホテルに宿泊してでも、通勤することは可能でしょう。
それ以上となれば、彼女は転職を考えるかもしれませんね。
リモートワークとメンタルヘルス
また別の女性は、この春、ポルトガルに2カ月滞在を予定しており、そこから仕事をしようと企んでいるのだとか。
彼女は実はこの冬にタイ旅行を予定していたのですが、突然カナダ政府よりクリスマス休暇の海外渡航をキャンセルするよう要請があり、泣く泣くキャンセルしたのです。
いくらリモートワークができるといっても、カナダとタイでは時差が大きすぎます。
万が一何かあって、タイから帰国できなくなったとき、昼夜逆転の中、Zoomミーティングなどに参加するのは酷でしょう。
だから、あきらめたと言ってました。
ちなみに、今年は18年ぶりの冷え込みで、むちゃくちゃ寒いです。
上の画像では、温度計はマイナス15度を示していますが、これ、本日の最高気温。
マイナス15度だと、まだ暖かい方なんです。
そんな寒くて、雪と氷だけの冬が数カ月続くカナダ、ケベック州。
海外に出て気分転換するのは、「私のメンタルヘルスに必要不可欠なのよ」と、彼女は主張しています。
そして、私たちも。
イギリスからリモートワークを検討中
もともと夫の予定では、2月から3月にかけて、仕事のためにアフリカ出張に出るはずでした。
しかし、現在、不必要な海外渡航は控えるべきという政府からの勧告が出ているため、会社としては、ビジネスのためにスタッフを海外出張に出すわけにはいかないのです。
それで、3月、あるいは4月ごろ、再びイギリスからノマドワークすることを検討中です。
イギリスとモントリオールの時差は5時間ですので、ミーティングもそれほど苦になりません。
義母が高齢なため、今のうちに少しでもいっしょに過ごしておきたいというのも理由の一つです。
まだ少し先なので、どうなるかわかりません。
でも、コロナが起こったために、私たちの考え方が大きく変化したことは間違いないですね。
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